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※当社ワーブラ使用例

一般的な造形製作

造形製作には様々な手法があります。クオリティを高くしたいという場合どうしても高額になってしまいます。

造形手法(プラ版、発泡スチロール、etc)がありますが、当店では、ワーブラと呼ばれる素材を使用します。

ワーブラは、日本では自由自在ボードという名前で販売されているドイツ発の新素材です。

http://www.worbla.com/

ワーブラは、プラスチックに似た素材です。熱を加えて形を作るところからプラ版にやや似ています。プラ版をより柔軟にした印象かもしれません。

ワーブラのメリットは、曲線の造形が容易な点と、とにかく頑丈です。しなりがあるため竹のイメージに近いかもしれません。

デメリットとして素材が高額という点があります。また、国内での認知度はほぼ0ですので、製作のノウハウは全て英語となります。

しかしながら、オーダーメイドで製作する場合は人件費が非常に大きいですので、結果的に通常の造形よりも安価で製作が可能となります。

製作中の造形品

worbla造型

型を切り取り、法施部分を埋め込んだ状態です。

worbla造型

同様の状態ですが、ここまで細かな造型にはかなりの熟練が必要になります。

worbla造型

市販の素材とワーブラを合わせることで可能性は無限大に広がります。

worbla造型

色まで付けた状態。ワーブラのざらつき感を利用することで逆にリアル感が再現出来ます。

ワーブラ造形概算

当店では、現在ワーブラ造形を1万円から行っています。

武器等:2万円~
甲冑:5万円~
アクセサリー:1万円~

ワーブラのご案内

国内ではワーブラの動画等はほぼ存在しませんので海外版となります。

 

 

自由自在ボードことワーブラの長所と短所の考察

長所

  • 頑丈
  • 伸縮性があり、立体造形を効率的に作ることが出来る
  • 接着効果
  • 重量感

頑丈

ワーブラはかなり頑丈な素材ですので、ちょっとやそっとでは破損しません。自由度の高さと強度は一般的に反比例します。しかしながらワーブラは自由度と強度の両方をバランス良く保っている素材といえます。

伸縮性があり、立体造形を効率的に作ることが出来る

温めることで素材に若干の伸縮性が生じます。この伸縮性は曲線のある造形を製作する際は非常に便利です。紙で考えてみますが、紙をボールの上に置いて、ぴったりボールの形にしようとすると多くの切り返しが必要になります。【人】の字が分かりやすいですが、このような切り込みを入れることで立体の曲線が作れます。ワーブラではあまり神経質にならずに製作出来ます。

接着効果

熱を加える事で、素材がガムのようにくっつく性質を持ちます。このことにより、接着剤を使わずにワーブラ同士をつなげ合わせることが出来ます。ただし、接着力は強くはありません。特に線での接着は非常によわく、瞬間接着剤などと合わせなければすぐに取れてしまいます。面での接着はかなり強固になりますので、2枚重ねで使うなどの場合は有用です。

重量感

重量感があります。ある程度の剣を作りこれを鞘に収めると、ずしりとした良い重みになります。これが不思議な事に、重すぎるのではなくかるすぎるのでもないところが魅力に感じます。

短所

ワーブラ造形を始めると、ワーブラの短所との戦いだなと実感します。しかし、その実感はすでに自身の造形技術が上がっていることで生じるワガママのようなものですからポジティブに捉えましょう。一度ワーブラ造形にはまったらソフトボード、ライオンボードなどの造形は子供だましに見えてしまいます。

  • ザラザラしている
  • 直角を作りづらい
  • 型を作る必要がある
  • くっつきやすくて事故を起こしやすい
  • ヤスリがかけづらい
  • 切りづらい

ザラザラしている

ザラザラしている点。これはワーブラ造形に嫌気を感じる要素としてはかなり大きいと思います。元々ザラザラしている造形ならば気になりませんが、近未来的な防具や剣などはツルっとした感じがないと違和感があります。これの対策は別途下記にまとめてあります。

直角を作りづらい

これは素材の問題というよりは素材の自由度により必然的に発生する問題です。ワーブラを使って三角錐を作るとすると、一枚の大きめなワーブラを用いて型を丸め込むようにして作ります。この際、本来直角の部分が丸っこくなります。これを無理にヤスリなどで鋭くすると素材すり減って穴が空いてしまいます。これの対策は下記にまとめます。

型を作る必要がある

ワーブラは自由度が高いのですが、裏を返せば自由度が高いためまとまりがなくなります。例えばソフトボードを使って甲冑の肩を作る場合数カ所に【人】の形で切り込みを入れます。これをつなぎ合わせることで形ができるわけですが、これが可能なのは、ソフトボードの持つ素材の強度が高く一定であるからです。

ワーブラは熱を与えることで素材の強度は限りなく下がります。ほぼぐにゃぐにゃ状態になってしまうため、ソフトボードと同じ方法で造形を行うとまず100%失敗します。冷静に考えてみましょう。ソフトボードの際は紙で型を取りますが、実は極論で言えば紙を使う必要なんてありません。お金が勿体無いから紙を使うべきという話です。

ワーブラの場合そういうわけにはいきません。何を使うにしろまずは型を作ります。運がいいと台所のボールや壺など型になります。ソフトボードで型を作り、ワーブラで成形する・・・なんていうことをやっていると、あれ? 楽になったはずが二度手間になってない? と思ってしまいますね。

くっつきやすくて事故りやすい

慎重に作業しているのに隣同士がくっついた、というパターンはワーブラではおなじみです。いっそのことこのくっつく修正は無くても良かったんじゃないだろうか?と思うことさえあります。そもそもワーブラの粘着力は高くないため結局なんらかの粘着剤を使います。そうなると、あれ?これくっつかないほうが楽だよな・・・という実感に変わります。

ヤスリがかけづらい

ソフトボード造形ではそもそもヤスリを使うケース自体があまりありませんでした。しかしワーブラではヤスリがけをしたい欲求にかられます。上にあげたザラザラをなんとかしたいという場合の話ですね。ところが、ワーブラは粒子が粗い素材を使っているためかヤスリがけをしてもツルツルになりません。さらに、気合を入れてサンダーなんて使おうものなら摩擦熱が生じて大事故になります。最初からヤスリという選択肢を捨てましょう。

切りづらい

素材が硬いため切りづらいというデメリットがあります。綺麗に切る方法はあるのですが、ハサミなどを使っていると親指と人差し指が凝るという滅多に起こらないことが起こります。

自由自在ボード、ワーブラって駄目なんじゃない? と思うところですが・・・

さて、ここまで様々な短所を上げてきました。これだけ短所が目立つとこんなの使う価値あるの? という素朴な疑問にたどり着きます。

しかし、ここがワーブラ造形に命をかけるか、諦めて他の素材を使うかの分かれ道だといえます。私は前者の者でしたので、様々試しました。そこで、ワーブラ造形を使った前述の短所解消方法をまとめてみます。

ザラザラしている対策

海外のワーブラサイト等を見て回っていると同じ悩みを抱えている方が非常に沢山います。

こんなものを使って皆さん頑張っています。ところが、どれもあまり効果はありません。そちらもまとめます。

  • ボンド ⇒ 効果は◯程度、ボンドの乾く時間がイライラします。待ち時間を見誤って事故ることも多々
  • ジェッソ ⇒ 効果は☓、正直やる意味は無いですがジェッソ推しの方も以外と多いですね
  • サーフェサー ⇒ 効果は☓、そもそも仕上げに使うものですのであれだけザラザラしていると効果は薄いです

さて、どれも大して効果がないわけですが、時間をかければ当然効果は期待できます。その場合次のような手順になります。

ボンド⇒ヤスリ(#100~300)⇒必要に応じて二度目のボンド⇒ヤスリ(#100~600)⇒ジェッソ⇒ヤスリ(#300~1000)⇒サーフェサー(#600~2000)

あー、めんどくさい (^_^;)

ツルツルを得るためにどれだけ苦労するのだろうかという話ですね。

こうなってくると色々と試したくなりますので、私が個人的に試してきたものを

  • ラッカーニス ⇒ 効果は△、乾くのが早いのが良い。ただ、所詮はニスですから限界があります
  • パテ ⇒ 効果は☓~◯、パテにも色々種類があります。硬度の高いパテは◯ですが、その分ヤスリがけの作業が驚くほど大変です。壁の補修用パテなどの柔らかいパテも多少は使えますが、うっかりヤスリをかけすぎて意味がなくなったりします。

このように苦労の歴史を重ねた結果最も簡単にツルツルを手に入れられるのはこれです。

ポリエステル樹脂(120秒効果)

知らずのうちにFRPの世界が近づいてきました。さて、どのように使うかという話ですが、水気のあるものは表面張力の働きで表面が平らになる働きがあります。その働きをうまくいかせるのがポリエステル樹脂です。

使いかたはというと、1回1回刷毛を犠牲にすることになるのですが、ポリエステル樹脂溶剤のA液B液を混合させ刷毛に吸わせます。それを造形物にテロッテロにぬりたくなります。ぼたぼた溢れるのですが、それをさらに刷毛ですくいながら全体を厚塗りにしていきます。70秒を過ぎたくらいから効果がはじまります。そのタイミングで各面1塗りずつくらいを刷毛でおこない硬化させると非常にツルツルの面が出来上がります。二度くらい同じことをやっても良いと思います。

あとはおこのみでヤスリをかけて綺麗にしてあげましょう。

 

直角を作りづらい

パテを使う必要があります。曲線になっている箇所にパテを薄く盛り、これをヤスリで研げば直角の出来上がりです。

型を作る必要がある

家の中をうろちょろして型の代用品を見つけましょう。なければ紙粘土で作ると良いです。商品としてはクレイというものが使いやすいですね。なんだ、そこまでするの面倒だよねという意見は当然ですが綺麗な造形のために頑張りましょう。

くっつきやすくて事故を起こしやすい

熱を当てたら動かさない、逆に熱を当てて動かすような作り方をしないという考え方が大切です。接着効果を期待しなければ最初から接着剤を使います。

ヤスリがかけづらい

そもそもワーブラはベースのベース素材と考え、ヤスリをかける必要がないようにします。あくまでヤスリをかけるのはパテやポリエステル樹脂などです。ワーブラにヤスリをかけても意味がありません。

切りづらい

カッターで軽く切り込みを入れます。その後切り込みに沿ってワーブラを直角に曲げます。2-3度クネクネさせると切り口の強度がさらに落ちます。その後再度カッターをあてます。この際、ワーブラを曲げてカッターの刃を通し、ゆっくりと切り込み口に沿うようにすると簡単で綺麗にきれます。

無理にカッターを強く押し付けて切ろうとするとミスや怪我の元なので気をつけましょう。

ワーブラに向いている造形とそうでないもの

ワーブラが向いている造形を一言で言えば甲冑系・剣系です。これほど向いているものはワーブラをおいて他にないでしょう。

剣に関してですが、鋭くさせては事故を起こす可能性のある剣に関しては、ワーブラを使った際の刃先部分の程よい丸みはむしろ安心感があります。甲冑に関しては、程よい立体曲線はワーブラ造形では特に便利です。

不思議とワーブラを使っていると、ワーブラの全能感に支配されてなんでもワーブラで作りたくなります。その良い例が模様です。確かにワーブラを作って模様を作る事はできるのですが、その前提に型を作っていますから、わざわざ型の上に短所の多いワーブラを這わせる意味が無いのです。それならば、紙粘土で型を作ってポリエステル樹脂で固めてしまったほうが全然楽ですし綺麗です。

さて、長くなりましたがワーブラ造形についての説明でした。

ワーブラ造形に関して興味のある方、詳しくは、こちらからお問合せ下さい。

lineID: cosworld

cosworld@quonity.co.jp

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